電気機械器具の施設 24th-day
Commentary.
住宅内に施設する電気機器は、対地電圧が150V以下である必要がある。しかし、定格消費電力2kW以上の電気機器の場合は、特別に300Vまで認められる。
発電所・変電所・開閉所などの専門施設以外の場所において、
高圧を扱う場合は、厳格な制約がある。
その理由は、もちろん危険だからである。
条件をまとめる。(おさえるべき大雑把なまとめ)
- 取扱者以外の人が触れないようにする
- 柵を設ける
- 地表上4.5m異常の高さに設ける
- 金属箱に収め、充電部分を露出しない
- 木などの可燃性のものから1m以上離す
特別高圧変圧器は、特定の場所のみしか認められていないが、一部例外がある。
- 一次電圧35,000V以下
- 二次電圧7,000V以下
- 特別高圧絶縁電線・ケーブルの使用
Consideration.
特別な施設以外で高圧の機器を扱う場合は、基本的に対地電圧150V以下とし、危険を示す表示だけではなく、人に触れさせないような対応が必要である。
また、特別高圧では、35,000V/7,000V以下である必要がある。