ノートを作るべきか作るべきでないか
記事の修正は度々していましたが、投稿は久しぶりになります。
いろいろな本を読んでいると、ノートを作るべきか作らないべきか迷うときがあります。
そんなときにどう判断しているかについて考えたことを書いてみます。
まず、ノートを作るか作らないかは、読む本・読む目的の2つの条件で決まります。
場合分けして考えてみます。
前提として、ノートは後で読むのに役に立つために書くものとします。(問題を解くだけのノートとは別)
ノートがいるとき
本
本の説明が分かりにくく、理解には、他の文献やサイトでの知識を要する場合、知識を集約するためにもノートは必要です。また、分かりやすくても、冗長に書かれていて、自分が当たり前に知っている部分もところどころある場合、あとで復習するためにも、本では無駄な部分が多すぎてやりづらい場合も必要でしょう。
目的
この本を読む目的が、長時間かけてじっくり読み、定着させたい場合、ノートを書くことは有益です。また、図書館で借りた場合など、すぐに返さないといけない場合も、あとで確認するためにも必要になります。
ノートがいらないとき
本
本がとても分かりやすくまとめられていて、これ以上のうまくまとめることはできない場合、ノートは必要ありません。また、演習問題がたくさん載っている本などは、ノートに問題文を書きうつし、解答をまとめる時間があれば、たくさん問題を解くほうが有益でしょう。
目的
この本を読む目的が、短時間で流し読みして、全体の概要を把握したい程度であれば、ノートはいらないでしょう。例えば、ブルーバックスなどの読み物で大まかなことを知りたいときに、わざわざまとめる必要もないと思います。
以上の判断で、ノートをとるかどうか判断しています。
まとめると
必要 | 不必要 | |
---|---|---|
本 | その本だけでは理解できない冗長である | 完璧にまとめられている演習問題が多い |
目的 | 長時間かけて定着させたい本がずっと手元に残らない | 概要把握読み物 |
ちなみに筆者がこれを考えたのは、最近読んでいた数学書のなかに、大変わかりやすく書かれているのですが、読み返すのには冗長な本があり、ノートを作るか悩んだためです。