電線の種類 17th-day
Commentary.
電線には、様々な種類がある。その中の一つに、複合ケーブルというものがある。
複合ケーブルとは、電線と電力保安通信線とを束ねたものの上に保護被膜を施したケーブルのことである。
また、他にもケーブルには、裸電線や絶縁電線があるが、これらの接続には決まりがある。
- 電線の電気抵抗を増加させない接続方法であること。
- 電線の引張り強さを20%以上減少させないこと。
- 接続には、接続管および専用器具、ロウ付けすること。
- 絶縁電線相互を接続する場合に、絶縁電線の絶縁物同等の絶縁効力のあるもので被覆すること。
また、ケーブル・キャブタイヤケーブル・コードを直接接続するには、条件がある。
- 断面積 以上のキャブタイヤケーブル
- 金属被覆のないケーブル
金属被覆のないケーブルとは、VVケーブルなどがある。
電線の強度に関して、
電気設備の保安のために施設する線は、通常の使用状態において、断線の恐れがないようにしなければいけない。
接続時には、電気抵抗の増加を抑え、絶縁性能の低下、通常使用状態での断線がないようにしなくてはいけない。
Consideration.
覚えるべき点は多いが、難易度の高い部分に絞って解説した。ケーブルには、様々な種類があり、把握しにくいが、
電気抵抗の増加を抑える・断線しないようにするなど、常識的なことも多い。